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睡眠時無呼吸症候群の合併症(その2)
SASと炎症

閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)患者は、炎症反応の指標であるC反応性蛋白(CRP)値(※1)が上昇し、さらに、無呼吸が重症であればCRP値も高いことが分かりました。

脳卒中や心筋梗塞はOSASの合併症として知られて広く知られていますが、その原因として「高血圧」だけでなく、「炎症」も関与している可能性もが あるということがわかりました。米Circulation誌に掲載(※2)

  • ※1 体内に炎症が起きたり、組織の一部が壊れたりしたときに出て くる酵素で、炎症が生じた指標になる。
  • ※2 米国MayoクリニックのAbu S. M. Shamsuzzaman氏ら。Shamsuzzaman氏らが発表