新聞雑誌記事紹介
「右向き」が◎!抱き枕での横向き寝で睡眠の質を改善
何をやっても疲れがとれない、寝てもスッキリしない......。そんなお疲れの方に試してもらいたい、梶本修身著『疲労回復の名医が教える 誰でも簡単に疲れをスッキリとる方法』(アスコム)から紹介。
横向きに適した枕と抱き枕を使おう
いびきを止めるには、どうしたらよいのでしょうか。
まずは、「右向き」で寝ることをおすすめします。
舌やのどの筋肉、脂肪が気道をふさぐのは、おもに「重力」の仕業です。仰向けに寝ていると、舌は重力の影響を受けて後ろに落ち込み、気道を狭めてしまいます。また、うつ伏せに寝ると、首を曲げたり、寝具で口がふさがれたりしますので、呼吸がしにくくなります。
しかし横向きに寝ると、舌根が落ち込んで気道が狭くなるのを防ぐことができます。
左向きではなく右向きがよいのは、胃の出口にあたる幽門部(ゆうもんぶ)が右下にあるからです。
特に胃下垂の女性では、食物が胃にとどまることが多いので、右を下にして休む習慣をつけましょう。
寝ている間に姿勢が変わってしまうこともありますが、そのようなときは、抱き枕を抱いて横向きに寝るとよいでしょう。横向きで抱き枕を抱え込むような体位は「シムス位」と呼ばれ、循環や呼吸などすべてにおいて最も安定した体位とされています。
枕を購入する際は、仰向けで合わせるのではなく、横向きに適したかさのある枕を選びましょう。肩幅の分だけかさが高く、かつ、首をしっかり安定させる枕を使ってください。
ネットの記事より。 「ダ・ヴィンチ社」のサイトからの転記です。
https://ddnavi.com/serial/684306/a/
(2020年11月11日 公開)